クモバチ科(ムカシクモバチ亜科)
春一番の、そして春だけのクモバチです。 超敏感なハチです。ちょっとの影にも怯える。 空腹のはずなのに、ハチミツにも食いつかない。 撮影しづらい春のハチでした。
ノンストップで歩き回るヒメクモバチ。 タフなオスです。ハチミツを与えてもだめ。 無反射ガラスの管は売っていないから、 径15ミリのふつうのガラス管です。 レンズに、偏向フィルタ(CPL)をつけてみました。 照明の角度で、(少しだけ)反射を低減できます。
オス、メスは不明。近似種は多い。 クモを狩るハチの中で、もっともちいさいグループです。 泥でできた樽状の育室を複数つくります。 巣をつくる場所は多彩。 ササグモ、グモフクログモなどを狩る。 イワタヒゲクモバチなどに寄生されるらしい。
メスです。 脚の棘(とげ)が名前の由来です。
体長13ミリほど、中型のクモバチです。 黒色で、翅の後方に暗色紋がある。 名前の通り後肢には鋭いトゲが見える。
大きさ8ミリ、泥玉をくわえている。 竹筒のなかに樽型の泥壺を作っているらしい。 高さ1センチほどの2個の樽型の壺が置かれていた。 壺の外壁のブツブツは母バチの咥えていた一粒の泥に相当するようだ。 ナミヒメクモバチの泥壺は雨に弱い。だから、竹筒の中…
年1化、3~5月の春先に現れる。 後ろ脚にトゲがあるからトゲアシ。 体長8ミリ、オスです。 メスは、コモリグモなどを狩って、既存抗に育房をつくる。