2020-08-01から1ヶ月間の記事一覧

スズバチ

大きさは2センチぐらい。トックリバチを大きくしたような姿です。 砂を使って鈴玉のような巣を作ります。 一度、ここの砂ときめたら、何度もおなじ場所にやってくる。 巣材にこだわりがあるらしい。 狩りで捕まえた鱗翅目の幼虫を入れ、産卵、ふたをします。…

スズメバチ

スペースの関係で小規模な家族です。 門番の顔(頭楯)からオオスズメバチだとわかります。 ハチの中でも比較的大型で、おおむね攻撃性が高い。 これからの季節、食糧難で気が立ってるので注意!

タマゴクロバチ

大きさ3ミリ以下、オスかも知れない。 カメムシのタマゴがすでハチに寄生されていることを知っている? タマゴから羽化してくるメスを待っているのか?

ツマムラサキセイボウ

体長7ミリほどです。尾端に4歯ある。 着物の端(つま)のところが紫(むらさき)。 腹端の色が陽の光でムラサキに見えることからの命名でしょう。

ウラギンシジミ(たまご)

クズの花はほとんど散ったが、少しだけ青い蕾が残っている。 卵が一個、直径1ミリ、ゴルフボールのような幾何学模様。 孵化してから蛹化するまでに2週間、それから10日で羽化する。 秋型の誕生です。

ニホンミツバチ

ミツバチの働きバチはすべてメスです。 数は少ないが、オスもいます。 ふつう、春先にあらわれます。 大きさ1センチ、目玉がおおきく、黒ずくめなのがオスです。 オスは働きません。仕事は女王バチとの交尾だけです。 振られたオスはすべて無駄。ちょっと悲…

オオフタオビドロバチ

いま、スズバチに混じって砂を集めてます。 今年、2回目の世代でしょう。 大きさ2センチ、黒色で、腹部に黄色の帯がある。 既存孔に泥の隔壁でつきり、メイガなどの幼虫を狩る。 リンネセイボウが天敵です。

ムラサキツバメ

翅を閉じているから、オスなのかメスなのかわからない。 オスの表側は深い紫色で、メスでは黒褐色、少しだけ明るい紫色がある。 翅裏はオスもメスもほとんど変わらない。 食草はマテバシイです。

シリアゲコバチ

大きさ10ミリ、佐々木小次郎スタイル、メスです。 背中に背負っているのは産卵管のはいった鞘です。 黒色で、腹や脚に黄色の帯があります。翅は淡褐色。 オオハキリバチや、ツツハナバチなどに寄生します。

ムモントックリ

大きさ10ミリほど、オスです。 むかしはサムライトックリバチとも呼ばれていた。 撮影中(3秒かかる)に顔を動かしたのでぶれた。

ニッポンギングチ

内径18ミリのガラス瓶の中だから、大きさは6ミリぐらい。 脚は白と黒、腹部に赤褐色の斑紋がある。翅に縁紋。 アジサイの髄などに営巣し、ガガンボやユスリカなどを狩ります。

遊びごころ

ミズヒキが最盛期、ミカドトックリバチです。 いま、夏から秋への移行期です。虫たちの端境期です。 狩りバチ、ハナバチたちが、一瞬消えてしまう時期なのです。 アシナガバチだけが元気です。

ヒメトガリハナバチ

大きさ10ミリ(管瓶の外径は20ミリ)。 腹端にトゲトゲが数本、オスの特徴です。 メスの尾端は錐状に尖っている。 和名は、これらの特徴からつけられた。 ヤマトハキリバチに労働寄生します。 そのための、尖った錐なのです。

ツヤハナバチ

ノブドウの花にきた小さなハチ、5ミリぐらい。 光沢のある黒色、腹部に黄帯が4本か5本。 ツヤハナバチのメスだが、種名はわからない。 たぶん、キオビかヤマトです。 滞在時間はとても短い。

芋虫とありんこ

ムラサキツバメの幼虫です。 マテバシイの葉っぱとおなじ色、隠蔽色です。 なのに、護衛のアリが派手すぎる。 フタフシアリ亜科のキイロシリアゲアリです。 蜜腺の付近を触角でたたいている。 アリが集れば3齢です。 2齢までは蜜腺が発達していないからアリ…

コハナバチは花の中

タチアオイの草丈は1.5メートル。 のっぽだから少しの風で揺れてしまう。 コハナバチが花の中にいた。 猛暑日だから日傘のかわりにして休んでいるのか? カタコハナバチの一種?、同定は相変らず苦手だ。

ツルガハキリバチ

大きさ12ミリぐらい。 頭に黒毛が混じっているようにみえるから、 たぶん、ツルガハキリバチ(のオス)でしょう。

エグリトラカミキリ

ひさしぶり、ニッポンのトラカミキリ。 生木を食害するヤツは害虫、こいつは枯れ木を食う。 どちらかというと、掃除屋さんです。 コナラやクヌギなどのブナ科が好みらしい。 体長10ミリぐらい、ぜんぜんレアなカミキリではない。

ムモントックリバチ

トックリバチが、いとも簡単にイモムシをみつけた。 葉っぱの上で、麻酔手術をしている。 腰を折り返して、イモムシの体節に針を刺して麻酔する。 イモムシの腹部は10の体節からなっている。 10回の手術を繰り返したのだろうか? 数回だったような気がする。

オオハキリバチ

体長2センチ、黒くて大きいし、羽音もすごい。 近づきがたい感じがするが、おとなしい。 メスだから、お尻に刺針はつけている。 竹筒などの既存孔にマツヤニや木屑、泥を使って育房を作る。 葉っぱは使わない。 ハラアカヤドリハキリバチに労働寄生されます。

ジガバチ

似我、似我、我に似よ! と呪文を唱えながら巣穴を掘ります。 このときの、ジガジガと聞こえる音から命名されたらしいです。 子どものエサはアオムシです。 狩ったアオムシを坑に入れ、埋め戻します。 時間が経って、あるとき、その坑からジガバチが生まれて…

フタモンアシナガ

体長15ミリ、オスです。 働きバチの触角はまっすぐ。 先がカールをしているからオスです。 だから、刺せない(針がない)。 セグロとともに市街地でもよく見られるハチです。

クロスズメバチ

鯵(あじ)の切り身をいじった手に匂いが付いた。 その手にまとわりついて離れない。 しつこいから、小さな肉片を渡した。 運びやすい大きさに加工している。 なかなか終わらない。

コクロアナバチ

大きさ15ミリ、たぶんオス、黒くて腰が細い。 顔面には銀色の毛がある。 竹筒など既存坑に巣をつくり、枯れ草などで仕切ります。 ツユムシなどの直翅目を狩って子の餌にする。

キアシブトコバチ

温和しかったのでガラスの上に乗せて写しました ルリタテハのサナギから出てきたばかりです。 大きさ、5ミリ、後腿節が大きく膨らんでます。 アシブトコバチは、チョウのサナギに寄生するハチです。 この後すぐ飛んで、行方不明になった。

マエジロオオヨコバイ

大きさは5ミリ、メスだと思う。 冬によく見た。夏に見たのは初めて。 ヤマグワについていた。 オスは全体に青黒くて、白っぽい部分がほとんど見えない。 メスは頭部に薄黄色い部分が多い。 ミカン科、バラ科がホストらしい。

ミカドドロバチ

体長10ミリ、黄帯が豪華だから帝(みかど)と命名された。 オス、メスの区別はむずかしい。 オスの頭楯は黄色、触角の第1節は黄色、触角の先端がカギ型に曲がる。 脚の黄色部分がメスより多い。

ミイロツメボソクモバチ

体長10ミリほど、パッパッと飛ながら歩いていた。 腹の半分が赤色、脚も赤い。 クモを狩るハチ、ハエトリグモでも探していたんだろう。

タマゴクロバチ

体長1ミリ、全体に黒色、ほとんど翅脈が見えない。 カメムシの卵塊に一匹だけでへばりついていて離れない。 寄生された卵からなかまのメスが羽化してくるのを待っているのか? 卵は円筒形で、高さ1ミリ、チャバネアオカメムシの卵に似ている。

ナガゴマフカミキリ

大きさ約12ミリ、斑紋には個性があって少し変化する。 翅の後方にある、長方形の黒紋が同定の目印になる。