2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧

てんとう虫

天に向かって飛ぶから天道虫? 謂われはよくわからない。 英米では、Ladybird、Ladybug だそうです。 大きさ4ミリ、ムーアシロホシテントウです。 トンと叩くと、足を縮めて一時停止する。

緋縅(ひおどし)

越冬中とは思えないオレンジ色。 翅を畳めば、枯れ野に溶け込む保護色です。 前翅長3センチ、日なたぼっこのヒオドシ。 食樹はエノキ、成虫で越冬します。

冬のハチ

ハチが動いている場所を知っている。 ただし、条件はかなり厳しい。 日差しがあって、気温が12度近くまで上がること。 曇ると即、穴にもぐってしまう。 ヒメコオロギバチです。 暖まった石ので暖をとっている。 大きさ10ミリ、オスです。 色は黒いが、目元パ…

三文の得

いくらお得だといっても、ちと早すぎる。 なんで早起きしたの? 江戸時代の一文は現在の三十円くらいか? 塵も積もれば山という。ちょっとお得か? それにしても、早すぎると思う。

三寒四温

低気圧が次々に通り過ぎる。 春遠からじの天候です。 越冬しているヒメアカタテハがはいだしてきた。 翅は、そんない痛んでいない。 あんがい、楽な冬だったのだろう。 光の春は、すぐそこまで来ていますよ。

アオジが寒いと鳴いた

アオジがふくらんでいる。 横と縦の長さが等しい。 これを寸詰まり(すんずまり)という。 いつもは地面を歩いているアオジ。 なぜか葦のなかで、まん丸状態になっていた。

午後のムラサキ

石垣に陽が当たる午後2時、気温は15度ぐらいだったか。 ムラサキシジミ(メス)が日光浴していた。 翅は破れていないし、尾錠突起もそろっている。 春一番も吹いたし、もうすぐ越冬明けだね。

守り神

アダンソンのオスです。 最後に見たのは9月の終わりごろだった。 あしかけ、5ヶ月ぶりです。 当家のと守護神として住み着いている。 神出鬼没、どこにでも現れる。 機嫌がいいと遊んでくれることもある。

花粉だんご

ミツバチが花粉だらけになる。 後ろ足の「花粉かご」に集めて「だんご」にする。 ふつう、空中でホバリングしながらつくります。 きょうは、花びらにぶら下がったまま「だんご」をつくっていた。

集団越冬

公園では、倒木も枯れ枝も、さっさと集めて切り刻む。 虫たちは越冬する場所をさがすのに苦労する。 コガタスズメバチは固まって冬を越す習性があります。 病原菌を持ち込む奴がいたら共倒れ、全滅ですね。 もう少しの辛抱、すぐに春がくるぞ。

むかしばなし

メジロが入った鳥かごを風呂敷に包んで山に入る。 メジロは借り物である。 よくさえずるメジロを、じいちゃんから借りる。 細い枝に鳥もちを薄くのばしながら巻いてゆく。 それを、おとりのメジロかごの前に置く。 やぶに隠れてチィーと口笛を吹く。 つられ…

春の弥生のヒメハナバチ

春はあけぼの、彼らの目ざめは早い 大きさ7ミリ、まずはオスです。 南斜面、陽の当たるのは午前中だけです。 陽が陰ると、枯れ葉の中に潜り込んでしまう。 さぁ、忙しくなりそう。

Woodpecker

コゲラ、15センチほど、小さいキツツキです。 ほぼスズメの大きさ。 夏場にみないから、冬に暖地から移動してくるのだろう。 食性は雑食、主に虫などを捕食する。 縦や横にこまかく動きながら虫をさがしている。

クワキヨコバイ

淡いグリーンのヨコバイです。 大きさ8ミリ、オスとメスでハッキリと色が違っている。 白っぽいのがメスで、グリーンがオスです。 クワの葉っぱに集まる。

リンゴ畑の害虫

あまり、なじみの無いヨコバイをみつけた。 大きさ6ミリ、ひび割れの茶碗みたいな文様。 リンゴマダラヨコバイといいます。

早技(はやわざ)

なにかに lock on 、すかさず急降下。 バッタをくわえて戻ってきた。 食べるのか、はやにえにするのか? ぐるっと遠回りして、 背後からモズ君に近づいてロックオンした。

ひっそりと

フタオカゲロウが誕生した。 翅は透明で翅脈がくっきり。 ターバン眼はシルエットで。 体長1センチ、尾っぽは2センチ。 風に吹かれて体を乾かしている。

無風微光

お昼時、風がなくて、木漏れ日が暖かい。 冬ごもり中のムラサキシジミです。 落ち葉が重なって、ちょっと高くなっている。 光の来る方向、翅を開く角度、すべてを計算した日向ぼっこ。

夢のあと

猛き者も遂にはほろびぬ。 彼女たちの巣は、晩秋から初冬にかけて空になる。 新しい女王を残して、全て死に絶えてしまう。 残された巣がふたたび使われることもない。 何百という働きバチがいた。 キイロスズメバチの残した巣です。

きつつき

虫さがし、いないとわかると次々と移動する。 15センチほど、コゲラです。 オスメスの違いはわからない。 頭のどこかに赤色羽があるのがオスだそうです。

ベニの子

東京の西端、ある町の一角に休耕田がありました。 田んぼの畦道、スイバの葉っぱが穴だらけです。 ベニシジミの幼虫がつくった食痕です。 葉っぱの色に溶け込んでいます。

風に吹かれて

木苺(キイチゴ)の葉っぱが一枚だけ残っていた。 葉裏にいた大きさ3ミリのヒメヨコバイ。 なんの模様もない。黄色っぽい腹、半透明の翅。 無印だけどいい感じ。

冬のたのしみ

二つ折りになったアオキの葉っぱが怪しい。 開いてみたら、体長5ミリ、キアシブトコバチが眠っていた。

ヒヨの水飲み場

冬場の空気は乾燥しているから喉が渇くらしい。 まわりを警戒しながら、 どうみても美味しそうには見えない水を飲んでいる。

テントウムシと遊ぼう

ヒサカキの葉裏で固まっていたキイロテントウ。 暖まったら歩き出した。こんどはノンストップ。 これだけの絵を撮るのに、かなりの手間取った。 体長5ミリ、名前の通りの黄色です。 植物を枯らす「うどん粉病菌」を食べる。 なので、このテントウは益虫待遇…

冬の宿

倒木丸太は簡単に樹皮が剥がれた。 キイロスズメバチが夢見心地で眠っていた。 秋に生まれた新女王です。

拾った壺

公園とお寺の間の切り通しを歩いて通った。 自転車じゃ気づかない落とし物だ。 枯れ枝に泥の壺が付いている。 直径15ミリ、トックリバチが捨てた壺かも? 巣作り半ばで放棄されたものらしい。 トックリバチは4種、ムモンでもミカドでもない。 とすると、落…

冬のヒメバチ

好天が続いていて、それほど寒くない。 ヒメバチも、冬に動き回っているのか? 脚がすこし派手め、ほか、取り立てて言うべきこともない。 巨大なグループのヒメバチを特定しようとは思わない。

樹上のツグミ

いつもは、地面を歩いてる。よほど、あんよが冷たいのか? 冷え込んだ日、羽毛のジャケットを着込んで動かない。 頭とシッポがついている15センチの球体です。