2022-06-01から1ヶ月間の記事一覧

サトセナガアナバチ(Ampulex dissector)

若いゴキブリを狩り、幼虫の餌にします。 ゴキブリに麻酔をかけ、触角を切る。 ゴキブリを後ろ向きに引いて、巣穴まで歩かせる。

シリアゲコバチ(Leucospis japonica)

佐々木小次郎、ながい刀を背負っている。 背中の針状のものは産卵管を収める鞘(さや)です。 いざ勝負(産卵)のときは、腹部が割れて鞘から産卵管を抜きだす。

タマゴクロバチ()

正確な種名はわからないから、学名はブランク。 カメムシの卵から出てくるメスを待っているオスです。 スケールが間に合わなかった。 体長は2ミリ未満、逃げられた。 一度飛ばれたら、発見は、ほぼ絶望的。 カメムシのタマゴは飼育瓶のなかにあります。 何が…

トホシオサゾウムシ(Aplotes roelofsi)

オスメス不明、梅雨空の露草にいるゾウムシ。 メスはツユクサの茎に口吻で穴をあけ産卵します。

ゴマダラカミキリ(Anoplophora chinensis malasiaca)

大型で姿が目立ち、また、食性が広いので都市の街路樹でもみられる。 カミキリムシで最もよく知られる種の一つです。 見ての通りのゴマダラ文様、黒に白い点々です。

オオフタオビドロバチ(Anterhynchium flavomarginatum)

竹筒や、カミキリムシなどの脱出孔にドロで仕切りを作り営巣する。 ハマキガ、メイガなどの幼虫を狩る。幼虫で越冬する。

スミゾメハキリバチ(Megachile willughbiella sumizome)

ムナカタハキリバチのメスです。 いまはオスのムナカタハキリバチが標準和名として通用しています。 が、むかしは、ムナカタとスミゾメは別種とされていました。 まっ黒のメスは、やっぱり「墨染」のほうが似つかわしい(とおもひます)。

バラハキリバチ(Megachile nipponica)

死んだふり。 砂糖水を無視して動き回るから、冷凍室に50秒。 仮死から復帰するのに約60秒。 なまえの通り、バラ科植物などの葉を切り取って巣材とする。 地中や、地上の既存抗に営巣する。 三枚目はオスです。

ツマグロスズメバチ(Vespa affinis)

宮古、石垣、西表(みやこ、いしがき、いりおもて)~~、歌の文句じゃないです。 まだ、見たことのないスズメバチ、バンダイのおもちゃです。 働きばちは2センチほど、内地産のハチとは色彩が全くちがいます。 パイナップル畑などに営巣するそうです。 いつ…

ハラアカチビコハナバチ(Lasioglossum sphecodicolor)

腹部が橙赤色です。 ハルジョンの黄色の花序の上でよく目立ちます。

ウツギノヒメハナバチ(Andrena prostomias)

集団で地下に団地をつくるハナバチです。 ウツギの花に同期して生涯を終えます。 花が咲く5月下旬から花粉を集めて巣作りをします。 忙しい。わずか10日ほどで巣作りを完了させ、 6月中旬には、もう姿を消してしまいます。

ハラアカマルセイボウ(Hedychrum japonicum)

ヒメジオンの花にいます。小型で、ほとんどがオスです。 金属性の光沢があるので視認性はいいです。 メスバチが寄生するのは、営巣性の狩バチやハナバチです。 彼らの巣に侵入して、寄主バチの幼虫をねらい寄生します。 しかし、労働寄生ではありません。

ヤマトトゲアナバチ(Oxybelus strandi)

背中にフック状の棘(トゲ)が特徴です。 地面に巣穴を掘り、双翅目(ハエなど)を狩って運ぶ。 ただし、これはオスです。 メスを探して飛び回るのが仕事。

ゴキブリヤセバチ(Evania appendigaster)

体型が奇妙なハチです。初めて見ました。 ゴキブリの卵に寄生する(らしい)。