2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧

葉っぱを切る

巣坑ができあがると、葉っぱを切りに出かける。 使う葉っぱは、サクラ、ツツジ、フジなどである。 カエデの若葉もよく使われる。 止まるとすぐに、大顎でざくざくと切りとってゆく。 切りながら葉っぱを湾曲(わんきょく)させる。 葉っぱが切り離されると空中…

花粉を運ぶ

葉っぱで蛹室を作った母バチ。 次の工程では、花粉だんごをつくります。 花粉集めに飛び立ったら、ひたすら帰りを待つ。 いつ帰ってくるのかわかりません。 お腹を白っぽくして母バチが帰ってきた。 いつものオレンジ色の腹がなにかの花粉で白くなっている。…

無紋のギングチバチ

菩提樹の葉っぱに何かが降りた。 重たそうにハエを抱えて小休止するハチです。 姿形はギングチバチだが名前はわからない。 獲物が4ミリほど、比較すると7ミリぐらいか? 図鑑をみても判定できそうにない。 あきらめた。

穴を掘る母さん

巣穴を掘りはじめたヤマトハキリバチです。 巣穴は直線でなければならないらしい。 邪魔な石ころはくわえて運び出します。 後ずさりで運び出してきました。 巣穴から20センチほど運んでから捨てました。 ご苦労さん。

ツツハナバチ

体長8ミリぐらいか? 触角の長さからオスです。 メスは、ダニにまみれていて気持ちが悪いのでボツ。 このハチは羽化して次の春まで、巣坑から出てこないらしい。 どうやって生きているのだろう? 普通種とはいえ、ツツハナバチに会うのはむずかしい。

空飛ぶ葉っぱ

ヤマトハキリバチです。 風もないのに葉っぱが空を飛んでくる。 鞍(くら)に跨がるようにして運ぶ。 巣の前に着地してから歩いて葉っぱを運び込む。 これは写すのは簡単だが、空中ではピントが合わない。 置きピンでも、進入角度がいつも同じとは限らない。

コオロギを運ぶハチ

大きさ10、ヒメコオロギバチが獲物を捕まえた。 小石がゴロゴロしている。 この下にコオロギの幼虫が隠れているのです。 獲物の触角を大顎(おおあご)でくわえて運ぶ。 動きが速いから、見つけても写せるのは運まかせ。

セリシマハバチ

セリ科を食べるハバチ、セリハバチ。 シマシマのあるシマハバチのなかま。 体長8ミリ、セリシマハバチのメスです。

ハマキチョッキリ

イロハモミジの葉が巻かれて下がっていた。 ファウストハマキチョッキリの仕業である。 陽が当たると鞘翅が赤紫に輝く、美麗な虫です。 5ミリほどの小さな虫だから、ほとんどの人は気がつかない。

深度合成

ヤマトハキリバチ、生まれたばかりのメスです。 OM-D E-M1 MarkII でフォーカスブラケット。 ピントの送り幅を4にして10枚、それらから1枚をつくります。

索敵飛行

露地をスレスレに飛びながら、地面に開いた坑を見て回る。 体長は10ミリ、ヤマトキマダラハナバチです。 年2化、ミツクリフシダカヒメハナバチに労働寄生する。

ムモンホソアシナガバチ

どこかで越冬していた女王バチです。 18ミリほど、黄色で淡褐色の縞々模様があります。 集団で冬を越しました。 バラけて、それぞれが巣作りをはじめました。 大抵は低い草の葉裏です。

恋路を邪魔されたハチ

メス(↓)が10ミリ、オス(↑)は8ミリ、逢い引き中を引き離した。 撮影後にふたりは別々の方向に飛んでいった。 その後、再会したかどうかは知らない。 ヒロバかホソバ、ヤノではなさそう。 たぶん、状況証拠でホソバです。 ヤマトハキリの巣穴付近にいたから。

淡いムラサキ

いつもの藤が花をつけた。 ムラサキのグラデーション。 ミツバチがくる。

シベリアカタアリ

立ち枯れでない、生きている木に巣があるらしい。 大きさ3ミリ、触角は赤、頭が黒、胸部はザラザラした赤褐色。 腹部に4つの暗い黄色の円紋がある。

ツマキチョウ

オスの前翅に黄色い部分がある。 褄黄(つまき)チョウの由来です。 年1化で、春先のチョウです。 次の春まで、ずっと蛹のままで過ごします。 食草は、ハタザオ、タネツケバナなどのアブラナ科。

キマダラハナバチ

体長12ミリ、腹背に黄色の帯がある。 (ダイミョウ)キマダラハナバチか? ならば、ニッポン、シロスジヒゲナガに寄生する。 単為生殖(オスはいない)。 強い風に飛ばされないように葉っぱにへばりついていた。 風の息継ぎの一瞬に、なんとか写せた。

緋縅(ひおどし)

お墓の真ん中、ぴかぴかのヒオドシチョウがいた。 ゆっくりと近づいた。 一瞬、高く舞い上がって消えた。 鎧のひおどし、むかしは戦争すら優雅だった。 食草はエノキの葉っぱです。 オオムラサキ、ゴマダラチョウとおなじものを食べます。

ヤマトハキリバチ

年一化、体長8ミリ、オレンジのスコパはメスです。 去年の春、お寺の石段で、カエデの葉っぱを運んでいた。 あれから一年、今日、ヤマトハキリバチが誕生した。 晴れたら、生まれ故郷でリリースしよう。

みんな去年とおなじだよ

なんたらウイルスで右往左往していても季節は巡っている。 どこ吹く風で、ヤマトハキリは生まれてくる。 そして、トガリハナバチがいても不思議ではない。 大きさ7ミリ、ホソバトガリハナバチのオスです。 まだ、メスはいないようだ。 メスは、ヤマトハキリ…

春型トラフ

春と夏、年2化のトラフシジミです。 春は少し小さくて、前翅長は15~20ミリです。 翅の白いストライプが夏型に比べてハッキリしています。 食草はフジ、クズなどの花やつぼみです。 蛹で越冬します。

春のハチ

体長10ミリ、ツツハナバチ(の一種)。 既存抗に営巣し、育房のパーテイションは泥。 夏の終わりに羽化するが、そのまま引きこもり。 巣から出てくるのは翌年の春です。

マミジロハエトリ

白いグローブ、白い鉢巻き。 大きさ5ミリ、オスです。 きょうは、珍しくグリーンの葉っぱにいた。 大きさ7ミリ、メスです。 首に巻いた白いマフラーがメスの目印です。 いつもの木柵を徘徊していた。

ヒゲは短くてもヒゲナガです

ニッポンヒゲナガハナバチのメス。 ヒゲは長くない。 ヒゲの長いのはオスだけです。 うつらうつらと、気持ちよさげ。

ここを住処ときめたハチ

毎年この季節に発生する。 いまだに種名はわからないコマユバチ。 去年も一昨年もこのヤツデにいた。 遠くへは飛ばない。葉っぱを徘徊しているだけ。 ここのヤツデから離れることはないらしい。 大きさ6ミリ、オスです。 産卵管を持ったメスもいる。 胸が赤…

トホシテントウ

直径7ミリの球体を半分に真っ二つ。 赤地に黒紋で10箇の星、微毛で、つや消しになってます。

ニッポンヒゲナガハナバチ

二十四節気の清明(せいめい)、清々しく明るい春。 なのに、世界は騒々しい。 つばめも渡って来る。 七十二候、玄鳥至(つばめきたる)です。 きょう見たハチ、春だけのハチ、オスです。 淡褐色で、15ミリ、触角が極めて長い。

抱きつくハチ

菜の花のメシベと比べて、8ミリぐらい? 後ろ脚にブラシ状の毛がある。 クロツヤハナバチ(のメス)かも。

キボシアシナガ

体長は15ミリほどの女王バチ、斑紋の大部分が赤褐色。 コアシナガバチと、ときどき間違える。 キボシアシナガの腹部第2節以下には黄紋はない。 育房の蓋(ふた)が鮮やかな黄色である。 これから巣作りをはじめるの?

消えたはずの虫が

いつも、この虫から春が始まります。 そして、とっくに姿を消したと思っていた虫。 大きさは10ミリ、トラフコメツキです。 蕗(ふき)の葉っぱで深度合成です。 数秒かかります。その間に触角を動かしたようです。