2021-05-01から1ヶ月間の記事一覧

虫スタジオ

深度合成で撮ります。全部で15枚撮ります。 10ミリほどの虫を想定した設定です。 それより大きな虫はこのミニスタジオには不向きです。 フィールドで撮ったほうがいい。 目にピントを合わせてシャッターをきると、 手前に、2ステップバックして撮影を始めま…

ナミカバフドロバチ

むかし、カバフスジドロバチとよばれた。 大きさ13ミリ、腹部第2背板にある帯が大きく凹んでる。 竹筒などに泥の仕切りを作り営巣、 イモムシ(蛾の幼虫)を狩り、随時給餌する。

チビドロバチのなかま

クロオオアリくらいのちっこいハチです。 腹部第1-2背板後縁に黄色帯があります。 肩板(翅の付け根)、カタグロかな? 竹筒などに泥の仕切りを作り営巣する。 ハマキガなどの幼虫を狩って、子どものエサとします。

ハラアカマルセイボウ

ナミツチスガリの巣穴の前から離れない。 追っ払っても、またすぐ偵察に来る。 金緑色で赤色の丸みを帯びた腹部がきれいです。

ツチスガリのお顔

巣穴から出かけるとき、黄色い顔をだして周囲をうかがう。 カメラを近づけると、すぐに引っ込んでしまう。 日本全国に広く分布するハチ、地中に営巣し、コハナバチなどを狩る。

ムモントックリバチ

サムライトックリバチと呼ばれた時代もあった。 石碑や墓石など、字を彫った凹みを利用します。 かなり、省力化した作業で泥巣をつくり、 巣にはイモムシ、アオムシを詰め込みます。 ほかのトックリバチと違い、完成巣は徳利にみえない。

アトジロサビカミキリ(Pterolophia zonata)

8ミリほど、赤みのある黒褐色、上翅後半に白色部分がある。 くすんだ色合いだが、れっきとしたカミキリです。 広葉樹の倒木、枯れ木が住処です。 どこで見つけたのか、虫なかまからのプレゼントです。 ノンストップで歩き、砂糖水も素通りする。 アクリルの…

オオフタオビドロバチ

腹部に2本の黄帯を持ち、頭部、前胸背板に黄色班がある。 学名に「帝 みかど」がついている、豪華なハチです。 カミキリムシの脱出孔、竹筒、木材の穴などに巣を作り、 アオムシ(メイガ、ハマキガなどの幼虫)を運び入れる。

バラハキリバチ

メスです。ハチミツトラップに見向きもしない。 なので、少し時間がかかった。 5秒だけ、動かないでほしいのだ。ムリか? (バラ科の)葉っぱを切り取って巣に持ち帰るハチです。 せっせと、おなじところの葉っぱを採取していくため、 バラを育てている人には…

マスダクロホシタマムシ

角度によって、光の向きによって、微妙に色が変わる。 くすんだような風合いの光沢、濃紺のホシが(何個?)かある。 針葉樹がホスト、(幼虫は)スギ、サワラ、ヒノキなどの材を食べる。

ナミハセイボウ

大きさは8ミリほど、ハムシドロバチのなかまに寄生する。 腹部には点刻がなくて、セイボウらしくない。 ナミハセイボウのオスらしい。 和名の意味は知らない。「波歯」のことか?

マエダテバチのなかま

種名を特定できない。 小雨のふる日、ヒメジョンのツチスガリを掬ったら、 一緒にネットに入っていたヤツ。 アジサイのオオアゴか、キイチゴのヤマトを妄想する。 まさかの、ヤスマツか?

ツチスガリのなかま

同定できない。ゾウムシを捕まえる種かもしれない。 <210522>キスジツチスガリのメスです。 ゾウムシを狩る種ですね。

トホシオサゾウムシ

露草の咲く梅雨の時期にみつかります。 ツユクサの茎に口吻で穴をあけ卵を産みます。 星紋が10箇あるのかどうかは確認していない。

ヤスマツヒメハナバチ(Andrena yasumatsui)

オスです。メスが3月から5月まで、オスは4月で消えました。 オスの頭盾は白色で、側部に黒点があります。 豚さんの顔にみえて面白い。

イワタギングチ(Ectemnius schlettereri japonicus)

背中、首筋に黄色の斑文があります。 脚も黄色っぽくみえます。 小さく見えても10ミリほどです。 巣穴を確認して(↑)、定位飛行、そして狩りに出ます。 獲物のハエ(↓)を狩って戻ってきた。

ヤマトトゲアナバチ(Oxybelus strandi)

オス(↑)は、メス(↓)と比べて半分にも満たない。 ギングチのなかまと複眼の形状が異なることから、 トゲアナバチ亜科とする人もいる。 砂質の土中に単房巣をつくり、ハエなどを狩る。 獲物の大きさにより、中脚運搬、針運搬をする。

ハラアカマルセイボウ

ツチスガリ(↓)属の幼虫に外部寄生する。 留守の巣に侵入して貯食量を偵察し、 OKなら、そこに自分の卵を産みつける。

エントツドロバチ

腹部第2節が太く、ずんぐりしている。 泥の巣が完成するまで入口を煙突状に伸ばす(名前の由来)。 幼虫の餌はアオムシ(メイガ、ハマキガなどの幼虫)。 母バチは幼虫に随時給餌する、ゆえに、亜社会性のハチか? オオセイボウに寄生される。

ミヤマツヤセイボウ

ヤマグワにクワキジラミがついている。 ミヤマツヤセイボウがこれに卵を産み付ける。 そのクワキジラミをオオアゴマエダテバチ(↓)が狩る。 こどものエサにするためにです。 因果は巡って、オオアゴマエダテの巣から、 このセイボウが出てくるかも知れないと…

ウツギヒメハナバチ

メスです。いま、ウツギの花が満開です。 地面に開いたたくさんの穴、すれすれに飛行するハチはオスです。 交尾の機会を狙って、穴の上をうろうろと飛び回ります。 オスを捕獲したはずがメスでした。 撮影後、もといた場所に返したので、ご安心ください。 巣…

ムネツヤセイボウとシロシタイスカ

前胸背板が艶々している(点刻がない)。これが、名前の由来か? カラスノエンドウに、アリマキ(ソラマメヒゲナガアブラムシ)がついている。 ムネツヤセイボウは、これに寄生(産卵)する。 ムネツヤの卵が入った、このアブラムシを、シロシタイスカ(↓)が狩った…

ツマムラサキセイボウ

大きさや、腹部末端の色から、 半信半疑なのだが、ほかに種名がみつからない。 メタリックグリーンのセイボウのなかま。 ツマムラサキなら、チビドロやトックリバチに寄生する。

コトラカミキリ

ミズナラ、コナラ、クヌギなどがホストらしい。

オオアゴマエダテ

ヤマグワの木を刈り込まれて心配したが、 葉っぱが茂って、クワキジラミがついた。 これを狩って、アジサイの枯れ枝の髄を掘って巣をつくる。

ヤマトハキリバチ

葉っぱに乗ってハチが飛ぶ、いつもの晩春の光景です。

ヒメギングチのなかま

不明のギングチが2種、シロツメクサの草地を飛んでいた。 両者とも腹部は真っ黒で、黄色の帯はみあたらない。 違いと言えば、脚のだんだら模様だ。 片方(↑)は黄色と黒、もう一方(↓)は白と黒のパターンです。

ヤマトトゲアナバチ

オスは小さい。5ミリぐらい。 地面すれすれを飛行して、メスを探している。 メスはまだいない。

トガリハナバチの一種

トガリハナバチのオスです。 ヒロバか、ホソバのどちらか。 メスは、ハキリバチの巣に労働寄生する。

ハラアカマルセイボウ

ツチスガリの巣穴をのぞき見しているセイボウがいる。 たぶん、中でツチスガリの母親が作業をしているのだろう。 ツチスガリの子たちは、このセイボウに寄生される運命にある。