2019-01-01から1年間の記事一覧

絣(かすり)の着物

一年は短い。もう大晦日ですねぇ。 みんな忙しそう。啄木鳥(きつつき)も忙しい。 大きさ12センチ、コゲラくん、 久留米絣? いつ見ても渋いねぇ。

四つか?五つか?

大きさは3ミリほどです。 黒い丸紋、真ん中は数えないことにする。 ゆえに、ヨツボシテントウ。 ケヤキの樹皮下で眠っていました。

べに姫さま

冬場、いつものベニヒメヨコバイです。 ヒサカキの葉をめくってさがします。 もう、やーめたと思ったときに見つかります。 大きさ3ミリよりちょっと大きい。 翅が紅色(べにいろ)、後ろの方は半透明。 実際には、これほど目立つ虫じゃない。

葉っぱめくりの季節

ぐるりと一回転して、去年とおなじ年の暮れだよ。 何枚目かのヤツデの葉裏にいた緑のヒメヨコバイ。 大きさ3ミリ、チャノミドリヒメヨコバイかも? なぜ逃げない? 寒いのか?

前から見てもきれいだよ

安物の望遠レンズで撮ったジョウビタキです。 拡大したらパステルで描いた絵みたいになった。 むかし、バックシャンとか言ってたな。 その意味は「後ろ姿」だけが美人ということ。

do not disturb

ツヤハナバチにとっては、すごく迷惑な話です。 枯れアジサイを折ってみたら、髄(ずい)のなかで眠っていた。 大きさ6ミリ、キオビか、ヤマトツヤハナバチのどちらかです。

暖かい日

何度ぐらいだったか、雨上がりで暖かかった。 サワラの幹を歩いていたヒメコオロギバチです。 大きさは1センチ、オス、冬に見かける数少ないハチです。

国賓待遇

大陸から入り込んだアカボシゴマダラ。 ニッチを奪われた土着のゴマダラチョウが哀れ。 神経衰弱、エノキの根元で落ち葉をめくった。 背中の突起が4対に見えた。 オオムラサキがいるわけがないから却下。 3対だけど、ゴマダラさえ怪しい。アカボシかも知れ…

雨の境内

残ったスズメ

ずらっと並んでいたのだけれど、近づくたびに減ってしまう。 どこかで見張っているのだろう。

ハクセキレイ

キセキレイとセグロセキレイで棲み分けていた水辺に、 割り込んできて、彼らの生活を脅かしている。 全長20センチ、尾っぽが長い。 三角関数の正弦曲線(サインカーブ)を描いて飛びます。

猪(いのしし)の鼻

このゾウムシ、大きさは6ミリぐらい。 えらく立派な鼻を持ってます。 カシワクチブトゾウムシ。 食草はブナ科のクヌギ、コナラなどです。

冬が来ると

セグロセキレイやキセキレイがあらわれる。 水辺の護岸を歩きながら虫をさがしている。 警戒心がつよくて、なかなか距離を縮めることができない。

淡彩

翅端まで4ミリ、頭から背中を貫いて、淡褐色の帯がある。 渋いヒメヨコバイだが、名前がわからない。 オニグルミについていた。

俺のことおぼえてる?

お嬢が橫目で見てる。 もっと近づきたかったが、きょうはここまででいい。 去年もここで会った。冬がくると、おんなじところで会える。

うしろ脚太いねぇ

体長5ミリ、キアシブトコバチです。 徑節(けいせつ)も妙な格好に変形しています。 だが、跳躍するところは見たことがない。 寄生バチです。蝶のサナギが犠牲になります。

とんがりくん

翅端まで5ミリほど、ミスジトガリヨコバイです。 頭部が前方に尖って伸びていて、翅に3本の横帯がみえる。 ふつうはモミジなどにいるらしい。

くれないの姫君

紅色がみえた。シキミの葉っぱをひっくり返す。 大きさ3ミリ、ベニヒメヨコバイだ。 横に歩いて葉裏に逃げ込む。またひっくり返す。 そのうち遠くに飛んでしまう。ストレスたまるなぁ。

花の中

のっぽの花は風に弱い。 皇帝ダリアは背丈が3メートルを越えてます。 風で倒れた花の中でミツバチが仕事している。

山茶花にヘボ

垣根の 垣根の まがり角、ツバキ科のサザンカです。 椿はポトリ、山茶花はハラハラと花を散らします。 学名でもサザンカ(Camellia sasanqua)、「あいきょう」が花言葉。 お客はクロスズメバチでした。

航跡雲(こうせきうん)

コントレイル(contrail)ともいいます。 エンジンの排気ガスのなかの水分が凍ってできます。 温度と湿度と気流の条件で、できたり、できなかったりします。 米軍に占領されている東京の空、かわいそうに迂回して飛んでます。

無知無明

体長7ミリぐらい、腹部が赤いチビなハチです。 宿り(やどり)というのは誰かに寄生するということ。 よく見かけるハチなのに、いまだに名前があやふやです。 見たまんまで命名すると、ハラアカチビコハナバチです。

Welcome back!

最後に見たのが2月のはじめ、 どこでどうしていたのか知らないが、 やっぱり、帰ってきたね。 ピラカンサが赤く色づいた、第二のふるさとへ。 おかえり、ジョウビタキ。

さがしていたんだ

葉っぱで休む小さなハチがいた。 大きさ6ミリ、アカガネコハナバチの秋バージョン。 春には後ろ脚に花粉を満載してメスが飛んでいた。 長い触角、いま見つかるのはオスです。

寒冷前線

あれっと思う間に暗くなってきた。 気温がどんどん下がるのがわかる。 冷たい空気(のかたまり)が暖かい空気に潜り込む。 寒冷前線(cold front)が通過したのが体感できた。

雲形模様

ほとんど見かけない超小型のテントウムシがいた。 3ミリに満たない。木柵の割れ目から出てきた。 クモガタテントウです。 好みでない文様だと思ったら、北アメリカ原産だった。 成虫で越冬するらしい。

スズメの警戒心

早足で歩くヒトが近くを通っても逃げない。 立ち止まると飛び立つ。 ずっと昔から焼き鳥というのはスズメが材料だった。 なるほど、これがヒト警戒のDNAなんだな。 橫目でこっち見てる!

手ぶらで帰ろう

お寺の裏境内に西日が当たっている。 きょうも、なんの収穫もなしに帰る。 夏の芙蓉(ふよう)の中にはミツバチがいたなぁ。

落ちた次郎柿

クロスズメバチのオスです。 触角を数えたら13節、白線を数えたら6本あった。 オスが生産された。コロニーには「蛍の光」が流れてる。

母屋の囲炉裏

外は木枯らし? 炉端の火は、すこし煙たい。