2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ジャコウアゲハ

蛹化してからまだ数日、独特な姿のさなぎです。 番町皿屋敷のお菊さんが後ろ手で柱にくくりつけられている。 そこから、つけられた別名オキクムシ(お菊虫)。 食草のオオバウマノスズクサから、かなり離れて蛹化した。 真夜中にひとり、てくてく歩いたんだろ…

ツルガハキリバチ(♂)

真上からの連続フラッシュにもじっと耐えていた。 あわてたのでメジャーを置くのをわすれた。 大雑把に10ミリ、オスです。 頭部に黒毛が混じっているようにも見えます。

ナミルリモンハナバチ

大きさ10ミリ、鮮やかな青色文様のハナバチです。 花から花へ忙しく移動していた。 スジボソソフトハナバチ(聞いたことないハチ)に労働寄生するらしい。

オオシロフクモバチ

砂地で穴掘りをはじめたのだが、 獲物のコガネグモはどこにも置いていない。 巣穴の埋め戻しでもない。何してるの? 大きさ13ミリぐらい。 黒色で、前胸背と腹背に、それぞれ白紋がみえます。

よくわからないハチ

暑さ寒さも彼岸まで、コセンダングサが咲いて秋の予感。 ハナバチ図鑑を開いた。多すぎる。お手上げです。 花径は8ミリ、ハチの大きさは10ミリほど。 後ろ脚が毛深くないのでオスでしょうか?

シロスジカタコハナバチ

1枚目はメス、お腹が太く、毛むくじゃら。 2枚目はオス、細身で、触角が長い。

シロシタイスカバチ

グリーンのアブラムシをくわえて動きまわる。 なかなかピントがこなくてボケボケ。 大きさ5ミリ、なんの特徴もない真っ黒なボディ。 象牙色の、咬み合わない大顎が特徴です。 育房の仕切りや巣穴の閉鎖には樹脂を使う。

ヒメコオロギバチ

大きさは10ミリぐらい、コオロギの触角をくわえて歩いていた。 コオロギの産卵管が見えるからメスだ。 歩いているときはとても速い。一時停止したから撮れた。

イワタギングチ

黒い瞳のイワタ(だと思う)ギングチです。 大きさは10ミリほど、複眼が大きい。 大あごを動かす強力な筋肉をもつ。 朽ち木に穴を掘るためのツールです。

スズメバチ

ふつう、オオスズメバチの巣は、地下にある。 モグラやネズミの掘った廃墟を利用する。 まれに樹洞に作られることもある。 スズメバチの巣は、茶色や灰色の縞模様になっている。 樹洞に作られたから、その一部分が晒されている。 スギ、ヒノキなど、樹皮を囓…

スミスハキリバチ(♂)

体長10ミリほど、オスです。 頭頂、腹部背板などに黒毛があります。 腹背の各節に無点刻な部分があって光沢がある。

スズバチ(♂)

大きさ2センチ、オスです。 大型のトックリバチのなかま。 黒色、腹部中央と胸部上部に橙色の紋がある。 たまにしか見かけないがメスは鈴のような巣をつくる。

サトセナガアナバチ(♂)

おおきさは12ミリぐらい、オスです。 メタリックな緑青色で、後脚の腿節が赤褐色なのが特徴。 胸の部分が前方に長いのが名前の由来です。 メスはゴキブリの若虫を狩って、浅い穴を掘って営巣します。

ヒメコオロギバチ

大きさ7ミリ、胸部に細かい点刻、たぶんオスです。 アカメガシワの葉っぱには蜜腺があります。 いつもはアリがいます。きょうは、アリを追いはらって独占してました。 蜜腺はアカメガシワの防衛戦略だから、 誰か葉上にいてくれれば、アリでもハチでもかまわ…

ムネトゲアシブトコバチ

大きさは5ミリ、背板に一対のトゲがみえます。 アシブトコバチのなかまは多くてなかなか同定できません。 記載の種名に責任は持てませんです。

クロツバメシジミ

なんだかヤマトシジミ風の、ぱっとしないチョウですが、 どこにでもいるチョウではない。 ベンケイソウ科のツメレンゲなどが生えている、 大きな川の堤防が一般的な住みかです。 発生地から離れることはなく、せまい範囲で一生を終えます。 護岸工事で、即、…

チビドロバチ(♀)

大きさ、ほぼ8ミリ。メスです。 巣にできそうなところを探していました。 ここときめたら、泥の仕切りで営巣します。 チビドロには幾つかの種類があります。 見た目は、カタグロらしい。 肩板が黒色であることが、カタグロチビドロの由来です。

ムモンホソアシナガ

大きさはほぼ15ミリ、細長く、黄色に淡褐色の帯があります。 船型の長い巣盤をつくる。 メスの頭楯部分には班紋がない。これがムモンとついている由来です。 攻撃性はやや強い。刺されると後で効いてくる。

オオシロフクモバチ

大きさ15ミリ、大型のクモバチ、狩る獲物も大型。 ジョロウグモ(メス)を運んでいます。 蛇足ですが、クモバチが狩るのは、すべてメスです。 まだ巣穴を掘っていません。 獲物を捕まえてから穴掘りをはじめます。狩りが先です。 巣穴を掘る場所がきまって、そ…

ツルガハキリバチ(♂)

9ミリぐらいのオスです。 イノコズチ、ミズヒキなどの花から花を飛んでいた。 お散歩ネットで掬ってみたら入っていた。

ツルガハキリバチ(♀)

遠くの台風が通り過ぎた。あと少しで秋です。 萩(はぎ)にぶら下がるハチ。 腹部のスコパが見えます。メスです。

ヒメコオロギバチ

もうすぐ彼岸だというのに、きょうも暑い。 焼けた石ころの上にコオロギバチがいた。 熱くないのか、近づいても動かない。

フタスジスズバチ

大きさ13ミリ、長細い体型だから実際より大きく見える。 腹部第1-2背板に黄色の細い横帯があります。 既存抗に営巣、葉っぱをかみ砕いたもので仕切りを作ります。 メイガ、ハマキガ、ヤガなどのアオムシを狩る。 ムツバセイボウに寄生されます。

マエアカクモバチ

セアカゴケグモの天敵として知られるクモバチです。 体長は8ミリほどしかない。小型の個体です。 胸背が朱色、特徴的な色彩のクモバチです。 縁の下など、乾いた土に浅い巣穴を掘って巣をつくる。 巣穴のカムフラージュは、念入りにするそうです。

シロスジギングチ

大きさは12~13ミリぐらい。 ホバリングしながら狩りをしていた。 狙っていたのは小さなハエだったが、逃げられた。 疲れたのか、葉っぱの上で小休止。 胸背に白い帯が、畳んだ翅の下に白いスジが見える。

ムラサキツバメ

食樹のマテバシイの葉っぱでみつけた。 翅を広げれば一目瞭然なんだけれど! メスの翅表はブルー、オスは暗い紫色です。 生まれたばかりか尾状突起がきれい。 年3~4回発生し、秋になると数が多くなります。

アカガネコハナバチ

オスです。小さい。5~6ミリしかない。 スケールを並べて撮るのを忘れた。 銅(あかがね)色です。複眼は光が入ると緑色になる。 光の当たり具合で色味が変わる。 ミズヒキにオスが集まっていた。 陽が陰るとさっと消える。 どう言うわけかメスがいない。

クロスズメバチ

小さなアオムシを捕まえた。 大事そうに抱きかかえている。 クロスズメバチにしては小さい。 体を丸めているせいで小さく見えるのかな? こどものとき、食べ物を充分に与えられなかったのかも?

ゴマダラの卵塊

ゴマダラは消えない。 植生をズタズタにされてもゴマダラは生き残る。 直径1ミリ、エノキの葉っぱに、全部で8個。 アカボシにあらず、本家本元のゴマダラの卵です。 母チョウの産卵を見ていたのだから間違うわけはない。

アオスジハナバチ

大きさは約10ミリ、もともと小型のハナバチの中でも小さい。 お腹には青色の帯がある。 オスは第2-5背板に、メスは第2-4背板にある。 オスの方が一本多い。よかった! オスの後ろ足の腿節が膨らんでいる。 よってこの個体はオス(たぶん)。