2021-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ムモンホソアシナガ(Parapolybia indica)

近似種のヒメホソナガバチの頭楯に班紋があり、 本種には斑紋がない。これが、ムモンの由来です。 低い草の葉裏などに営巣するから、草刈りには注意が必要。 攻撃性は強く、刺されるといたい。集団越冬します。

泥んこにいにい

ニイニイゼミの抜け殻は、丸っこくて、ちいさい。 1センチ5ミリほどです。 全身泥をかぶっているので、ほかのセミの抜け殻とは簡単に判別できます。 木の幹や根元などの低い場所に多いです。 成虫は、チィ~と透きとおる高い鳴き声です。 夏一番のセミです。…

オオフタオビドロバチ

腹部第1-2背板に黄色の帯。 カミキリなどの脱出孔に営巣する。泥で仕切りを作る。 アオムシ(メイガ、ハマキガなどの幼虫)を狩る。 リンネセイボウに寄生される。

キイロスズメバチ(Vespa simillima)

ニホンミツバチの巣のまわりでホバリングしていた。 帰ってくる働きバチを捕まえて連れ去るのです。 捕まって熱殺されることがあるから、 巣のまわりに着地することはしたくない。 オオスズメバチは集団で、ミツバチの群れを全滅させるが、 キイロスズメバチ…

ムナカタハキリ

オスです。前肢に飾毛があり、触角の先は扁平です。 メスは、スミゾメハキリと呼ばれます。 墨染めと言われるほど、顔も真っ黒、全身も真っ黒です。

キホリハナバチ()

ムクゲに来ていたオスです。 リラックスしていたので、瓶に入ってもらい一泊させました。 メスの大あごは、古木古材などに穴を掘るの適しています。 同定できません。あきらめました。

トガリハナバチ(Coelioxys yanonis)

12ミリほど、オスです。たぶん、ヤノトガリです。 複眼に毛が生えてます。 腹部の各節に白い帯があり、尾端は尖っています。 ツルガハキリバチなどに労働寄生するための道具です。

ギングチのなかま

お顔を拝見すると、ギングチのなかまらしい。 はじめて見つけたハチ、なんだかわからない。 小高い丘に残ったグズグズの朽木に飛んできた。 6ミリほどの蚊みたいな奴。オス、メスは不明。

アカガネコハナバチ(Halictus aerarius)

オスです。メスより細身です。触角の長さがメスと違います。 グリーンの目が魅惑的です。 このハチは金属光沢があってわかりやすい。

コガタスズメバチ(Vespa analis)

名前はコガタだが、スズメバチの中では中ぐらいの大きさです。 働きバチの体長は、だいたい25ミリほどです。 巣のまわりの状況を常に数匹で監視しています。 巣は軒先などにも作るから、もときどき業者が駆除している。

フタモンアシナガバチ(Polistes chinensis)

暑さ対策です。 竹筒の中に巣に、直射日光が当たっていた。 母バチが翅を震動させて育房に風を送っている。 もっと気温が上がると、水を汲んでくることもあります。 気化熱を利用した「水冷」と「空冷」の併用です。

チャイロスズメバチ(Vespa dybowskii)

色彩からすぐ識別できます。 個体数は少ない。なかなかお目にかかれないハチです。 社会寄生をするハチです。 女王は、モンスズメバチやキイロスズメバチの巣を乗っ取ります。 ホストの女王バチを殺し、働きバチに自分の子を育てさせる。 巣がチャイロスズメ…

ハイイロチョッキリ(Cyllorhynchites ursulus)

シギゾウムシに似ている。 どちらも、ドングリに穴をあけて産卵します。 その後、枝を切り落とすのがハイイロチョッキリで、 枝がついていないドングリはシギゾウムシです。

コハナバチの一種(Lasioglossum sp.)

小さいハナバチのなかまで、ミツバチと一緒に花をたずねている。 同定は不能、なにしろ似たようなのが100種近くもいるのです。 ミツバチと同じように、花から花で花粉媒介をしています。 巣は土中です。

ヤドリコハナバチの1種

大きさ8ミリぐらい、メスです。腹の前半分ぐらいが赤い。 寄生性のハチです。ほかのハナバチに労働寄生します。 冷蔵庫にいれて、動きが鈍くなってから写した。

スズバチ(Oreumenes decoratus)

日本では最大のドロバチ。 腰のくびれが見分けるポイント。 木の枝などに、泥と砂で銀の鈴みたいな巣を作る。 名前の由来です。 狩った獲物を詰め込んで産卵する。 オオセイボウに狙われる。

トゲアナバチの棘(とげ)

花から花へちいさなハチが飛ぶ。 トゲアナバチ、背中のフックが見えてます。

イワタギングチ(Ectemnius schletteri japonicus)

獲物が重かったのか、ちょっと一休み。 狩りの対象はハエやアブの双翅目です。 大きな目玉はエイリアン、なんかカッコ良い。

コクロアナバチ(Isodontia nigella)

体長17ミリ、竹筒に巣材をくわえて帰ってきた。 黒い体と細い腰、脚には棘、腹部は光沢がある。 頭循は銀色の毛が見える。 子どもの餌としてツユムシなどを狩ります。

シリアゲコバチ(Leucospis japonica)

オスです。大きさ8ミリほ、メスはもっと大きい。 メスは産卵管を背中に背負っています。オオハキリバチに寄生する。

トガリハナバチ

黒色で篆刻がある。種名はわからない。 腹部各節末端には淡黄色毛の横帯がある。 スミスや、ツルガなどのハキリバチに労働寄生する。