フシダカバチ科

ナミツチスガリ(Cerceris hortivaga)

これはオスです。 メスは、花に来るコハナバチをよく狙っています。 公園のトイレ脇、踏み固められた裸地に集団で巣をつくります。 坑道に育房を複数つくり、狩った獲物は一時備蓄するらしい。

ヒメツチスガリ(Cerceris carinalis)

ゾウムシを狩るツチスガリです。 このときは、近くのハギからコフキゾウムシを飛行運搬していた。 踏み固められた裸地に多房巣をつくり、ハムシ、ゾウムシを蓄える。 巣はほかのハチに比べて、深いそうです。

ツチスガリのお顔

巣穴から出かけるとき、黄色い顔をだして周囲をうかがう。 カメラを近づけると、すぐに引っ込んでしまう。 日本全国に広く分布するハチ、地中に営巣し、コハナバチなどを狩る。

ツチスガリのなかま

同定できない。ゾウムシを捕まえる種かもしれない。 <210522>キスジツチスガリのメスです。 ゾウムシを狩る種ですね。

ナミツチスガリ

早い。ふつう、6月に見る狩りバチです。 頭楯、前脚、中脚の大部分が黄色です。 土中に多房巣をつくり、コハナバチなどを狩る。

キスジツチスガリ

大きさ13ミリ、脚が黄色なのでオスですね。 メスの脚は赤褐色です。 凸凹のお腹と全身に点刻がある。 メスはクチブトゾウムシを狩ります。

ナミツチスガリ

体長8ミリ、小さくても、ナミツチスガリです。 ヒメハナバチやコハナバチを狩ります。

マルモンツチスガリ

大きさ10ミリほど、ナミツチスガリより黄色の帯の幅が広い。 一番広い帯の真ん中が半丸型にえぐれている。 ヒメハナバチやコハナバチを狩り、土中に多房巣を作る。 巣は深く30センチ以上あるそうです。 砂地の場所を好んで、分布がやや制限される。 だからな…

ヒメツチスガリ

巣作りの団地を教わったが、参った。 土の階段に穴を掘って獲物を運んでくる。 人が歩く。落ち着いて撮影できない。 後日、リベンジを試みる。 大きさ8ミリ、ゾウムシ、ハムシを狩る。 踏み固められた裸地に穴を掘る。 やや深いところに多房巣を造る。

ナミツチスガリ

大きさ10ミリ、きれいな4本の黄帯が並んでいる。 はじめ、キスジかと思った。ちがった、ナミだった。

つちすがり

おおきさ13ミリ。キスジツチスガリのオスです。 黄色い脚、凸凹の腹に黄色いスジがある。 メスは(クチブト)ゾウムシを抱えて飛びます。 狩りをみるチャンスがいまだこない。