2020-05-01から1ヶ月間の記事一覧

シロシタイスカバチ

大きさ6~7ミリ、朽ち木に穴を掘って営巣する。 獲物はアブラムシ、房室の仕切りに樹脂を使う。 ホバリングしながら空中麻酔します。

恋するてんとう

大きさは5ミリ、ヤツデの実にいたカップルを見つた。 ムーアシロホシに似ているが斑紋の並びが違う。 シロジュウシホシテントウですか? なぜ、ヤツデの葉裏なのか? ヤツデキジラミの幼虫を補食するから。 産めよ殖やせよ、いま、食料はたりている。

砂まみれ

途中まで掘った穴、なにかの不具合があったらしい。 はじめからやり直し。 体長5ミリ、ヤマトトゲアナハナバチです。 レンズが近づいても気にしない。

ヤハズハエトリ

ヤハズってなに? 矢筈(やはず)とは、弓矢の矢の端っこ。 こんなところにいるなんて。 ちょっとレアなハエトリグモです。 ススキの葉っぱにいました。 おおきさ8ミリぐらい、オスです。 ほんとうの住処は、沼の周辺や水田などです。 ススキやアシなどイネ科…

ヤマトトゲムネアナバチ

大きさ5ミリほどのメスです。 ここときめて、巣穴を掘りはじめた。 掘り終わると狩りに出かける。 獲物のハエを抱えて帰ってくる。

カタコハナバチ

おおきさ8ミリ、シロスジカタコハナバチ(かもしれない)。 前胸背板側方(これが肩です)が前方に突き出ている(ように見えなくもない)。 腹部に白い帯のあるハナバチはたくさんいる。 ほんとうのところ、自信はないです。

ヒゲブトハナムグリ

体長8ミリ、トナカイのようなコガネムシ。 田舎の草原に出かけなくてもいい。 あちらにもこちらにも、ブンブン飛んでいる。

悪い奴ほどよく眠る

まだ日暮れには早い時刻。 キマダラハナバチはぐっすり寝込んでいる。 昼間はヒゲナガハナバチの巣をさがし回っている。 空き巣稼業でよほど疲れたのだろう。 体長12ミリ、黄色と褐色の斑紋がある。 ダイミョウならば、シロスジヒゲナガに寄生する。

エグリトラカミキリ

待ちぼうけ、そこへ飛んできたカミキリムシ。 大きさ10ミリ、軒下に積まれた木材などが住処です。 思い当たる場所はある。 何を待っていたの? そろそろ、トゲアナバチの季節なんです。 飛び回るオスも、巣穴のメスも見つかりました。

ホシベニカミキリ

ちょっとレアなカミキリです。 15ミリほど、ゴマダラを赤く塗ったよう。 都内では見たことはありません。 都県境を越えて遠征しました。 タブノキなどのクスノキ科がホストらしい。

エゾオナガバチ

栃の木(とちのき)が立ち枯れている。 長い産卵管をもつヒメバチがいる。 ヒラアシキバチも張り付いている。 このキバチはヒメバチのホストなんだろうか?

キクスイカミキリ

キクの群落でみんながお辞儀をしている。 誰の仕業かはすぐにわかる。 ヨモギなどキク科植物の茎に産卵します。 そこからしおれて頭をたれている。 漢字で書けば、菊吸天牛です。

チャイロハバチ

派手な色のハバチ、いつでも出会えるハチではない。 翅端まで1センチぐらい。名前は茶色だが、橙色に見える。 触角の先端部分は黄色、いつも細かく振動させている。 ヘクソカズラが食草らしい。

アゲハの舞う夢をみた

ウマノスズクサが茂っていた。 葉っぱの裏に5箇の卵がついていた。 この夏、ここにジャコウアゲハが舞うはずだった。 あれれ、いつの間にかきれいさっぱり。 草刈りが行われたらしい。一炊の夢に終った。

にせのリンゴ

リンゴカミキリのニセ者、ニセリンゴカミキリです。 大きさは、12ミリぐらい。 スイカズラの咲くところにいます。 成虫は葉を後食します。葉っぱの裏から直線状にかじる。

ヒゲナガハナバチが死んだ

朝起きたらひっくり返っていた。 飛び回るので、ちょっと冷蔵庫で休ませた。 撮影後は、ふたたび元気だったのだが―。 近くのお寺で供養してこよう。 シロスジヒゲナガハナバチ(♀)です。 前翅の亜縁室が3箇ならば、ニッポンヒゲナガかミツクリヒゲナガ。 2箇…

泥の玉

巣房のパーティションを作る材料です。 体長は7ミリ、サイジョウハムシドロバチです。 いま、古民家の茅葺き屋根で巣つくりをしています。

歩くミズイロ

コナラから降りたミズイロオナガの幼虫です。 体長10ミリ、幅3ミリ、3齢になったばかり。 もう一回脱皮して終齢。 蛹化のための仮眠場所を探して旅をしている?

褄紫(つまむらさき)

なんて読む? 褄(つま)です。 着物の端(つま)、裾(すそ)の両端のことです。 つまり、端っこが紫色だということ。 大きさ7ミリ、輝きはメタリックです。 だいたい、こんな派手なハチは悪さをする奴です。 人間世界でいえば、裏社会に生息してる奴です。 チビ…

ハムシドロバチ

体長は7ミリ、サイジョウハムシドロバチです。 腹部第1節の中央に深い縦溝があります。 年1化、いま、古民家の茅葺きの屋根で巣作りの最中です。 ノミゾウムシの幼虫を狩り、巣房の隔壁は泥です。